頭鳴と片頭痛の関係

当院の頭痛に対しての施術について詳しくはコチラ

 

頭鳴という言葉を、皆さん聞いたことがありますか?

今回は片頭痛と頭鳴との関係についてお話していきます。

 

まず片頭痛について簡単に説明させてもらいます。

  • 主にこめかみから目のあたりが、ズキンズキンと痛んだり、ドクドクと脈打つように痛む発作性の頭痛
  • 女性に多い (20代~40代)
  • まぶしい光や音、臭いに過敏に反応しやすくなる。
  • 脳にある血液量を一定に保つために調整している「セロトニン」という神経伝達物質があります。

 

セロトニンには血管を収縮させる作用があります。

ですが、何らかの原因でセロトニンが血管内に

過剰に放出され出尽くしてしまうとその反動で脳の血管が急激に拡張してしまい血管を取りまく神経が

圧迫されます。

 

そこから炎症物質が出てきます。

そして、その物質からの情報が大脳に伝えられ痛みとして認識され、片頭痛が起きます。

また片頭痛には、吐き気を伴うめまいや頭鳴の症状を伴う場合も少なくありません。

 

※片頭痛には前駆症状として目の前がチカチカしたり、肩こりがひどくなったりすると言われてますが、

肩こりを良くしようと思い温めたり

揉みほぐそうとされますが、それは間違いなのです。

 

筋緊張性頭痛や後頭神経痛のときは首など温めたりするのは有効的です。

ですが、片頭痛のときには逆効果になってしまい、症状を助長させてしまうので注意が必要です。

 

 

 

 

 

頭鳴とは、先程述べた片頭痛時におこる耳鳴りに似ている症状なので鑑別して治療していかないと一向に改善せず、

原因不明と医師の方も諦めてしまうことが少なくありません。

 

頑固な耳鳴りを何とかしたいと思い耳鼻咽喉科を転々としているのに症状が全く良くならない方は、

一度神経内科や脳神経外科を受診し、脳波を診てもらうことをおすすめします。

 

正常な状態では見られない脳の波形を脳波異常と言いますが、片頭痛患者さんの場合は大脳の後頭葉という部分で脳波異常がみつかります。つまり、後頭葉の神経細胞の異常な興奮が、側頭葉にある聴覚野にまで波及し、耳鳴りとして現れているのです。

 

これを「頭鳴」といいます。

 

脳

 

ここで、耳鳴りと頭鳴の違いについて説明します。

耳鳴りは、外耳から中耳、内耳を通り、脳幹を経て大脳の聴覚中枢(聴覚野)に届くまでの道すじのどこかに

異常が生じることで起こります。多くは片側の耳だけに現れるのが特徴です。

 

それに対し頭鳴は、脳の神経細胞の興奮状態が大脳にある聴覚中枢にまで波及することで

頭全体に雑音が聞こえるような感じの症状です。

 

なので、まるで耳に耳鳴りが起こっているように感じるため、多くの人は耳の病気と勘違いしてしまいがちです。

また、ただの片頭痛だとおもい、いつものように薬を飲んで症状を和らげていればいいっていうわけではいけません。

 

毎回片頭痛がくる度に脳神経の三叉神経に少しずつではありますが、傷をつけているわけですから、

それが積み重なると将来的に命に関わるような重大な病気になってしまう可能性があるので、

頭痛や耳鳴りなどでお困りの方は当院で根本的に治療しましょう。

ひろ整体院はあなたの将来を元気で明るいものにするお手伝いをします!

 

[肩こり・頭痛治療専門]ひろ整体院

(TEL)06-6371-5678