肩こりや五十肩でお悩みの方は、まず呼吸を整えてみましょう

呼吸は、私たちが生きていくうえで欠かすことのできない生命活動です。   
必要な酸素を吸い不要な二酸化炭素を吐く。その役割は説明するまでもありません。   
しかし、多くの方は日々の呼吸で「息を吸って、吐く」という本当の効果をえられていません。   
呼吸を意識する事により、自律神経のバランスを整えることが出来ます。   

呼吸について

普段の呼吸ではじつは酸素不足です。私たちの呼吸で一番の問題は体が必要とする量の酸素を取りきれてないことです。   
私たち人間はたくさんの酸素を必要とするようにできています。その中でもっとも酸素を必要とするのはです。脳は酸欠になると、すぐにその活動を鈍らせます。   
例えば、昼食後に頭がぼーっとするなどの症状は、本来ならば脳で使いたい酸素が、消化のために胃腸に優先的に回された結果、脳が酸欠になって起こる症状になります。考えても仕方のないことが頭から離れず、ネガティブになってしまう、、、これも、じつは脳の酸素不足と関係してます。   

私たちの呼吸の質が低くなるのは、生活習慣が影響しています。

呼吸が浅くなる原因 とは

  • パソコンやスマホなど、体を動かさない集中した作業が多い
  • 心身のストレスが多い
  • 運動不足
  • くずれた姿勢

このような生活習慣や移動も車や電車を使い、仕事ももっぱら体を動かさないものばかり。   
意識的に運動の時間を取っている人でなければ、肺をおもいっきり膨らませて息を吸うことも、苦しくなるくらいに息を吐くこともないと思います。   
日常的な呼吸が浅い呼吸しか行なわなければ、呼吸をする筋肉も浅い呼吸がしやすい形へと変化します。   
そうして、無意識の呼吸がさらに浅くなり、体内に取り込める酸素の量も自然と減っていきます。   
そんな悪循環に陥らないために、普段の呼吸の質を上げましょう。   

無意識の呼吸を変える

深呼吸のやり方

5秒かけて大きく息を吸って、10秒かけて吐ききる
これを1呼吸として、10回繰り返すのが基本となります。   
この呼吸を毎日する事により、呼吸の質を上げましょう   

まずは口を閉じる

呼吸は鼻呼吸を意識しましょう 。普段の呼吸を口でしている方は、これを機に鼻での呼吸に変えましょう。   
鼻は私たちの体を菌や異物から守る大事なフィルターです。口から息を吸うとそのフィルターが働かないため、病気になるリスクも上がります。   
また、無意識の呼吸においては、口呼吸より鼻呼吸のほうが深くしっかりと息を吸うことができます。 

くよくよ、イライラも酸素不足のサイン

仕事や自分の事、将来の事やお金や健康などふと不安に感じることは多いと思います。
もちろん、不安を感じるのは未来をよくしたいと思えばこそ。それ自体はまったく悪いことではありません。   
しかし、考えても仕方のないことをくよくよと考えてしまったり、起きてしまった事への後悔を抱え込んでるなど、心がネガティブに敏感になっている時は、私たちの呼吸は浅く乱れがちになります。   
しかも、息が浅くなるときには体は緊張状態にあり、全身もこわばっているので肩こりの原因にもなります。   
何かの悩みがあり、考えれば考えるほど不安になったりイライラが募ってくるような時は、心と呼吸が悪循環を起こしてます。   
そんな時は10回深呼吸をして、呼吸が浅いなら意識的に深くしましょう。   

呼吸を整えれば、自律神経も整う

自律神経とは、内臓の活動や血管の収縮など、意識とは関係なく働いてる部分をコントロールする神経です。   
活動時や昼間に活発になる交感神経と、リラックス時や夜間に活発になる副交感神経がバランスを取り合って、私たちの体をコントロールしています。   
多くの人は交感神経が働きすぎ副交感神経が弱まっている方が多いと思います。   
副交感神経が優位になると、ストレスから解放されてリラックスできますが、もともと自分の意識とは関係なく働いてるいるので、「副交感神経を活発にしよう」と思ってもその通りにはなりません。   
そんなコントロール不可能な自律神経ですが、たったひとつだけ自分の意識で働きかけることができるのが呼吸です。   
例えば、息が浅く乱れているとき、「もっとゆっくり呼吸をしよう」と意識すれば、思った通りペースを落とすことができます。   
このときには、全身の血流がよくなり副交感神経が活発に働いています。   
つまり、深い呼吸を心がけると自然と副交感神経の働きが活性化し、イライラしたストレスがすーっと鎮まり、ストレスが自然と消えてリラックスができます。   

最後に

普段、誰でも無意識に行っている呼吸をほんの少し意識するだけでも、体や心に変化が起こります。
慢性的な肩こりやつらい五十肩でお困りの方は、一度呼吸を整えて、深呼吸をしてみて下さい。