意外な組み合わせ!?肝臓疲労とストレートネック。

 

 

 

ストレートネックというと何をイメージしますか?

不良姿勢、首の骨異常、身体の歪みなど上げればきりがないくらいです。

が、実は内臓の負担、特に「肝臓」の負担が増えることで、ストレートネックになってしまうのです。

どういうことか詳しく解説していきます

どうして肝臓の負担でストレートネックになるの?

まず肝臓が疲労してしまうメカニズムを簡単に説明します。

人体最大の臓器とよばれている肝臓。その働きは、栄養の代謝、有毒物の解毒、胆汁の生成

が主に上げられます。

体が摂取したエネルギー源(糖質、タンパク質、脂質)は腸で吸収された後、肝臓に運ばれ貯蔵されます。

その時一緒に有害物質(アルコールなど)も運ばれてきますが、肝臓の解毒機能でそれらを無毒にします。無毒になったいらないものは、生成された胆汁と混ぜて肝臓から外に出し最終的には身体の排出機能(排便、汗、呼吸)に乗せて身体の外に出します。

これ以外にも肝臓はたくさんの役割を果たしています。肝臓ってすごい!!

 

これだけたくさんのことを身体の為に動いている肝臓です。偏った栄養摂取、暴飲暴食やアルコールの飲み過ぎは、肝臓の仕事量が多くなり肝臓を疲れさせてしまいます。

疲れた肝臓はどうなるのか?

肝臓が疲労すると、硬くなり本来の位置より下にさがります。

すると横隔膜が引っ張られ…

そんな時に影響を受けるのが、「横隔膜」です。横隔膜って聞いたことあるけど何なの!?という方も多いのではないでしょうか。

横隔膜は、肺を膨らませたり縮めたりする際に働く筋肉で胸郭(肋骨、胸骨、胸椎の総称)の下部に付着しています。そして、横隔膜の下面と肝臓は膜で繋がっています。右の図をみればわかりやすいですね。肝臓が疲れて下に下がるということは一緒に横隔膜も引っ張られ下に下がるという事になります。横隔膜が下がれば、付着している胸郭の可動が悪くなり、呼吸が浅くなったり胸や背中肩の動きが悪くなります。

そうなると背骨も硬くなり…

首の骨(頸椎)は背中の骨(胸椎)の上に乗っかっています。

横隔膜が下がり、胸郭も乱れると胸椎の可動も悪くなり、その影響は頸椎にも現れます。

頸椎から胸椎の骨の配列(アライメント)が悪くなり結果的に“ストレートネック”になってしまいます。

また肝臓の疲労は不良姿勢にも繋がります。疲労した肝臓は下に下がると同時に後ろにも下がります。そうすると身体の姿勢は猫背になり、頭が前にでてきてしまいます。

頸椎の正しい配列は右図のように「前弯している」ものなのですが、頭部が前に来ると頸椎の前弯がなくなり“ストレートネック”になってしまいます。

ストレートネックになってしまう要因は他にもまだまだあります。しかしそのどれもが体質に問題が有るものばかりなので、「姿勢を正す前に、体質を正すこと」をおすすめします。

 

肝臓の負担はエネルギーの過剰摂取と解毒作用の過剰が主になります。つまりは暴飲暴食をやめて、体に有毒な物(アルコール類)を避けるだけで肝臓の負担は減り、

結果的に体質を整えることに繋がります。

他にも、

 

野菜や果物、海藻、キノコ類を積極的に摂る

大豆製品(植物性タンパク質)を食べる

食品添加物、農薬などの有害物質を避ける

睡眠不足、夜更かしをしない

運動をする

薬を常用しない

朝食を抜いて、半日ファスティングを習慣にする

水風呂に入る

呼吸法を身につける

などの方法で、肝臓の負担を減らし機能を上げることが出来ます。

 

 

~まとめ~

ストレートネックは様々な要因が絡み合って症状として現れます。

ですがそのほとんどは今回お伝えしたような体質を整えれば解消されます。

肝機能の向上は体質を変えて整えていくうえで必ず重要になってきて、

ストレートネックからくる首の痛みや肩の痛みはもちろん

手足のむくみや疲労・倦怠感もなくなります。

是非肝臓の負担を減らす方法を試してみて下さい。