貧血によるめまいは浮動性のめまいとよく言われています。
浮動性のめまいとは、身体が宙に浮いたようなフワフワとしたような感覚に陥ってしまうめまいのことを浮動性めまいと言います。
浮動性めまいは回転する感じや耳鳴り、難聴は起こったりはしませんが繰り返しや横になって休んでも長時間めまいが続く特徴があります。
貧血の原因となる原因としては、鉄分の不足による鉄欠乏性貧血・失血性貧血・続発性貧血・再生不良性貧血
溶血性貧血・ビタミンB１２や葉酸不足による貧血があります。
ただ貧血というだけでも上記の様にたくさん種類があります。
今回は鉄欠乏性貧血とビタミンB１２・葉酸不足による貧血についてお伝えします。
鉄欠乏性貧血は貧血患者の約７割を占めており、貧血患者の中で最も多いとされています。
これは体内にある鉄分が不足していることによって起こります。
血液成分のうち、赤血球にあるヘモグロビンは酸素を身体の隅々まで運ぶために働いています。
そして、ヘモグロビンは鉄分から合成されています。でも鉄分の摂取不足や月経による出血などによって、体内の鉄分が不足してヘモグロビンが合成されなくなったり、通常の赤血球の大きさよりも小さいものしか合成されなくなってしまいます。
その結果、体内への酸素供給量が不安定になり「だるい・疲れやすい・立ちくらみがする」といった症状が起きてしまいます。
ビタミンB１２・葉酸不足による貧血は先程ヘモグロビンは鉄分が必要といったのと同じように赤血球も骨髄で合成されなければ産生されません。
その為にはビタミンB１２や葉酸がないと産生されないのです。
ビタミン１２や葉酸には、タンパク質を合成するにあたり必要で、細胞増殖に必要なDNAの合成にも必要な栄養分です。特に妊娠初期には胎児の細胞増殖が盛んなので、葉酸が大変重要になってきます。
では、どういった方が不足するかというと高齢者の方や妊婦さんがビタミンB１２・葉酸を不足しがちです。
ビタミンB１２は小腸で吸収されます。ですが、胃の切除経験がある方や、胃が委縮した高齢者の方や小腸に吸収不全がある方は吸収場所がないためビタミンB１２が不足しやすくなります。またビタミンB１２は動物性食品にしか含まれていないので菜食主義者の方は不足しがちになりやすいです。
葉酸やビタミンB１２はほうれん草・ブロッコリー・レバーなどに多く含まれています。
ビタミンB１２は多く摂取したとしても、一日に吸収される限度は決まっているので、過剰摂取になることはありません。
でも、食生活によるものも大事ですが、産生された血液の流れをうまく循環できなければ産生した意味がありません。
だから当院では、それらの体液の循環をよくしていく為にアプローチした後、根本的に改善してもらうための治療をしています。
体液は大まかに血液・リンパ液・脳脊髄液の３つがあり、その中でも特に脳脊髄液の循環に対してアプローチしていきます。
脳脊髄液は脳と脊髄の身体の中枢部分を満たしている体液なのでそこの循環が悪くなると、全身的に不調がでてしまう為、体液の中でも脳脊髄液に着目して治療をしていきます。
脳脊髄液の循環が悪くなる理由としては、身体のゆがみが原因です。ゆがみといっても筋肉や関節や内臓のゆがみの３つ種類にわかれます。
じゃあ何故ゆがむのかといえば、肉体的疲労や精神疲労によって身体はゆがんでしまうのです。
だから当院ではまず、体液循環の流れを整え、その後に根深いゆがみに対して治療していきます。
今のあなたの悩みに少しでも役に立てることがあれば幸いです。
「肩こり専門」 ひろ整体院
０６－６３７１－５６７８
