「疲労」の蓄積による「ゆがみ」は内臓も例外ではありません。

３食規則正しく食事をとっていても、冷たいものや甘い物というものを普段から食べたり飲んだりしていると、胃は疲れやすくなってしまいます。

胃は疲労すると下垂していきます。胃下垂を起こすと、胃より下に存在する他の臓器にも負担がかかってしまいます。それに内臓や筋肉の表面には膜というもので全身を覆っているので、肩周りに付いている筋膜も一緒に下に引っ張られしまうため、あまりにも食べ過ぎてしまうと肩が重くなったり、しんどくなったりします。

そして体液循環不良とは、大まかに３つに分けられます。

「血液」「リンパ液」「脳脊髄液」これら３つの循環が悪くなってしまうことをいいます。

血液やリンパ液の役割はなんとなく知っている方も多いかと思いますが、脳脊髄液という言葉はあまり聞き覚えのない言葉かもしれません。

この脳脊髄液というのは、身体の中でも「脳」と「脊髄」の大事なところを満たしてくれている、体液のことをいいます。

体液循環が悪くなってしまうと、神経の伝達が悪くなって自然治癒力が落ちてしまいます。

自然治癒力とは人間が本来持っている元良い状態に戻ろうとする力のことを言います。

元の良い状態が戻れない事が続くと、肩こりや首こり、不調というような症状を訴えてしまうのです。

そんな状態で根本原因がない場所にマッサージなどをしてしまうと、更に自分の身体に負荷をかけていることになり、余計に肩こりや首こりを感じたりすることになってしまいます。