肩が引きつって痛い!動かしにくい!つらい四十肩・五十肩のホントの原因と気を付けるべきこと

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四十肩・五十肩は一般的には肩関節の炎症と退行性変性による拘縮が原因だといわれています。

 

上腕骨と肩甲骨で構成される肩甲上腕関節では

上腕骨が肩甲骨から外れないように棘上筋、棘下筋などの

インナーマッスルが腱板を構成し永続的に働いています。

 

つまり常にストレスがかかっている状態なので、肩を使い過ぎなどで炎症が起き、

その後のケアを怠ると・・・関節可動域が狭まってしまうなんてこともあります。

 

四十肩・五十肩には急性期・慢性期・回復期の3つの病期があります。

その中でも慢性期や回復期にどれだけしっかり肩関節をリハビリするかによって予後が変わってくると言われています。

 

 

では、なぜ退行変性や関節拘縮が起こるか?

肩につながる筋肉やそれらを覆う筋膜への負荷がかかり続けることや

循環不良の状態が長く続くことでそういった症状がでてしまいます。

 

だから四十肩や五十肩は筋肉や筋膜を治療すればいいのかというと・・

答えはNOです。

考えてみてもらいたいのですが、正常な身体が突然肩の筋肉や筋膜だけ負荷がかかり続けるというのは

考えにくいことです。

 

つまり他に根本原因があると考えるほうが自然ではないでしょうか?

ここで私の考えを述べさせていただくと・・・

肩周りの筋肉や筋膜の引きつりや循環不良は全身的なゆがみからおこります。

そして全身的なゆがみは全身的な疲労から起こるのです。

 

疲労には3つありまして・・・

一つは「身体的な疲労」もう一つは「神経(精神)的な疲労」そして最後に「内臓疲労」です。

これらの疲労が複合して全身的なゆがみを引き起こします。

 

だから四十肩・五十肩だからと言って肩の筋肉や筋膜を治療していても

それら引きつりを起こしているこれらの疲労によるゆがみを整えなければ

根本解決には至りにくいことが想像できるのではないでしょうか?

 

ということは・・・・

日常生活における四十肩・五十肩で気を付けるべきことは

肩を動かすとか肩を冷やすとか

肩にだけアプローチするものではなく

上記の3つの疲労を回復させることが必要です。

 

 

3つの疲労回復について日常生活では《食事》《睡眠》《運動》に気を付けることが大切です。

 

・適度な運動を心がける

なかなか運動する時間を確保できない人も多いかと思いますが、

15分から20分くらいでもいいので大きく手を振って大股・早歩きはお勧めです。

それでも時間がないという方は普段移動などで歩くときだけでもいいので試してみてください。

 

ちょっとした運動で身体をONの状態にすることで次にすんなりOFFの状態にすることが出来ます。

そうすることで睡眠の質も向上します。

 

・しっかり睡眠(休息)をとる

休息をとることは肉体的疲労だけではなく脳の疲労も回復することが出来ます。

寝不足ではなかなか身体は回復しにくいのでできる限り睡眠時間を確保して

身体も脳も休ませてあげてください。

 

質のいい睡眠は身体をリラックスさせ、内臓の働きもあがります。

 

・暴飲暴食に気を付ける

特に夕食で食べ過ぎてしまう人は多いのではないでしょうか?

昔から腹8分目といいますが、夜は内臓を休めてあげるほうが

身体の回復力も上がります。

 

また、間食が習慣になっている人が多いですが甘いものや脂っこいものも

内臓疲労の原因になるので注意が必要です。

 

以上、こんなことが肩に関係あるの?と思うかもしれませんが

これらのことに注意することで体質は必ず変わり回復力もアップするので

結果的に四十肩・五十肩も良くなりやすいので是非一度試してくださいね。

 

一人でも多くの方が早く四十肩・五十肩のつらさから解放されて

毎日を快適に前向きに過ごせるようになることを願っています。

 

 

 

 

「肩こり専門」 ひろ整体院

 

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