私は一生「肩こり」だと思っている方へ・・・
現在、肩こりにお悩みの方は全国で1000万人以上いらっしゃるということを聞きます。 世の中が便利になりすぎて、パソコンやスマホの普及率が上がってきてさらにその数は増えています。 それに伴い症状もきつくなってきている人も多くなってきているように思われます。 肩こりだけじゃなくそれに伴う「吐き気」「頭痛」「めまい」などにも悩まされながら仕事に家事に育児にと毎日がんばっている方の多くは、もうあきらめにも似た気持ちでいらっしゃるのではないでしょうか? 当院のクライアントさんでも、どこに行ってもよくならなくて、「私の肩こりはたぶん治らないと思う」とか「もう30年肩こりしてるんでこれが当たり前になってしまってます。」などとおっしゃる方がいらっしゃいます。 本当に多くの方が長い間悩まされている肩こり・・・その肩こりは本当に良くならないのでしょうか? 答えは“NO!”です。生まれて元々肩こりなんて人はいません、生活習慣の中にその原因があるのです。 その中でも今回は不良姿勢が主な肩こりの原因になっている場合にとても効果的なセルフケアの方法をお伝えします。
おススメのセルフケア
○正しい姿勢で座る
間違った姿勢で座っていると首や肩に負担がかかり続け、肩こりは良くならないどころか悪くなる一方です。 肩や首に負担のかからない正しい座り方ができれば肩こりになりにくくなりますよ! 姿勢 良い姿勢 ①背中が丸くなっている。 ①深く腰掛ける ②肩に力がはいっている ②キーボードやマウスは身体の近くに置く ③首の後ろが詰まっている ③脇を閉めてキーボードを操作する ④顎が前へ突き出ている ④へその指3本分くらい下の所に力を入れる。 *悪い座り方を続けていると本当に肩こりが取れなくなってしまいます。頑張って姿勢美人になってくださいね。
○肩甲骨の運動をする。
不良姿勢になると必ず肩甲骨の位置が悪くなってそれに伴い肩甲骨の動きが悪くなる。 だから肩甲骨の運動を行って肩甲骨の位置を正せば肩こりは良くなるのです。 《肩甲骨の運動》
- 肩を思いっきりすぼめる
- そのまま肩を後ろに引く
- 一気に脱力する。
- ~ ③を5回繰り返す。
こまめにこの運動をすればとても肩甲骨の動きがよくなります。
○血行を良くする
肩こりの局所的な原因は、肩周りの血行不良です。血行を改善させることで血流が流れて肩の筋肉にたまった老廃物や痛みの物質を流すことができます。 《肩をホットタオルで温める》
- 濡らしてラップにまいた後レンジでチンしたタオルをさらにタオルでまく
- そのタオルを肩や首の後ろにあててリラックスする
- 肩や首が温もった、ほぐれたと感じるまで続ける。
肩が温もると肩の血行が改善し筋肉がほぐれ肩こりがとても楽になりますよ!
○肩の筋肉を動かす
筋肉には2つの役割分担があります。それは、「身体を支えること」と「動かすこと」大きく分けてこの二つです。 つまり「支えること」に主に働く筋肉と「動かすこと」に働く筋肉があるのです。 不良姿勢になると・・・「支えること」に働く筋肉がうまく働かなくなります。また逆もあって「支える」筋肉が弱ってしまうと姿勢を保持することができなくなり不良姿勢となってしまいます。 すると体はどうするか・・・? 「動かす」ための筋肉に「支えること」もさせてしまうのです。 そうすると「動かすこと」と「支えること」両方の仕事をしなければならなくなった筋肉が疲労して、かたくなり、血行不良になってコリや痛みが発生してしまいます。 だから肩や首の筋肉を動かすことでその負担が軽減し肩こりになりにくい身体になれます! 《肩のエクササイズ》
- タオルの左右の端っこを持つ
- 肘をのばした状態で前から頭の上を通して後ろに回す(痛くて後ろまで回せない場合はもっと長めのタオルを使ってください。それでも痛いときは痛くない範囲で行ってもらって構わないです。)
- また頭の上を通して前まで持ってくる。
- ~ ③を10回すつ行う
運動後は普段不良姿勢でうまく使えていない筋肉が使われるのでなんだか肩が軽くなったような気がしてすっきりしますよ。 ぜひ試してくださいね! 以上、不良姿勢からの肩こりに効果的なものを紹介させていただきました。 無理のない程度で一度試していただきすっきり改善してもらえればうれしいです。 うまくできなかったり、やってもあまり効果がない人は、他にも肩こりの原因があったり、原因が根深かったりといったことが考えられるのでそんな時は専門家に診てもらってくださいね。 ひろ整体院の肩こり整体も原因をしっかり追究して根本的改善を目指していくので、特に長い間なかなか改善しない肩こりなどには効果的ですので是非一度ご相談ください。